慎重に選びたい横浜にある不動産

横浜市は我が国の人口が減少に転じてからも、その影響を受けることなく、人が増え続けている都市で、不動産取得に、より適した場所として好まれる傾向にあります。わが国では戦後ずっと住宅不足が続き、不動産は資産として厳然たる価値を持っていましたが、バブル崩壊以後、様相は変わり、今やよほど立地の良い場所の物件でない限り、安心できない状況となっています。横浜市は人口も増え続けており、人気のあるエリアですから、比較的有利な立地と言えますが、市内全域が同じ状況ではなく、区による、あるいは交通事情による差は大きいです。車がないと不便な郊外の地域だと、今後資産としての価値が期待できなくなることも考えられます。購入する際は、先を見据えた慎重な検討が求められます。

18の区ごとに大きく事情が異なる

横浜市は18の区からなり、中心は、中区や横浜駅のある西区となります。そうした地域の駅から徒歩圏内であれば、今後も高い需要が見込めますから、購入後に売却するにしても、賃貸用にするにしても、大きな値下がりの心配はあまりないと考えられます。しかし、そうした地域の物件数は限られており、値段も非常に高額です。中心地から離れた区だと、格段に入手しやすくなります。駅から徒歩圏内であれば、居住用に末永く使用することもできますし、賃貸に出しても空室リスクは低いと言えそうです。市内には大学や専門学校などが多く、もともと都心とも言える場所であるため、将来キャンパスが移転してしまう心配もあまりないと考えられます。人口減少が続いても、ある程度の需要は引き続き確保できるでしょう。

郊外の不動産購入は慎重に検討を

市内には多くの路線が通っていますから、徒歩圏内に駅が複数ある、という地域も多いですが、郊外の区だと、駅から徒歩圏内でない地域も多くなります。バスしか通っていないという地域だと、今後は人口減少の影響を大きく受けそうです。これまでは車を持つことで、そうした地域でも不便なく住むことができていたわけですが、最近は車を持たずに暮らす人も増え、車の運転が難しくなった高齢者の多くは、郊外から駅のそばに移り住むようになってきています。郊外は人が少なくなると、商店が減り、バスの便数も少なくなりますから、不便さが急速に増します。市内のすぐ近くに、駅から徒歩圏内の地域がたくさんあるわけですから、そちらに人は流れて行くでしょう。今後は、車がなくても不便がない地域の不動産に絞ったほうが、無難と見られます。